悪質ホストクラブ問題など受け 初の保安関係課長会議 警察庁
来年の通常国会で悪質ホストクラブへの規制強化のため風営法改正を目指す警察庁が、全国の保安関係課長を集めた会議を初めて開きました。
悪質ホストクラブへの規制強化のため、来年の通常国会での風営法改正を目指す警察庁は、全国の保安関係課長を集めた会議を初めて開きました。
警察庁によりますと、悪質ホストクラブでは、地方出身の女性客が多く、高額な借金の返済のためにホストが女性客を地方の性風俗店で働かせるなどの構図がわかっています。
そのため警察庁は全国警察をあげての実態解明と取り締まりが重要だと強調していて、こうしたビジネスモデルを解体し実質的な責任者の排除を推進していくということです。
警察庁の露木康浩長官は「匿名・流動型犯罪グループが悪質ホストクラブやオンラインカジノの背後でも不正な利益を得ている実態が認められる」と強調しました。