「1D-LSD」成分をあす指定薬物に正式指定へ 厚生労働省の審議会が承認
合成麻薬LSDに似た成分が入った「1D-LSD」と称する製品の成分である「1T-LSD」について、厚生労働省の審議会は「指定薬物」とすることを承認しました。来月1日、正式に指定されます。
「1D-LSD」をめぐっては摂取したとみられる人がマンションから飛び降りるなどし死亡するケースが相次いでいて、厚労省はことし2月に販売禁止命令を出しています。
厚労省は30日、製品の成分である「1T-LSD」を指定薬物とすること審議し先ほど承認しました。
このほか、いわゆる「大麻グミ」に含まれ規制の対象となっているHHCHと構造が類似した別の化合物も追加で包括的に指定薬物となることが決まりました。
これらは来月1日、正式に「指定薬物」となり10日後の来月11日から所持、使用、流通などが禁止されることになります。