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記録的な大雪…新千歳空港で異例の“全便欠航”23日も北海道・北陸で警戒必要

2022年2月23日 1:28
記録的な大雪…新千歳空港で異例の“全便欠航”23日も北海道・北陸で警戒必要

記録的な大雪で、新千歳空港では異例の「全便欠航」になるなど、交通に大きな影響がでました。この大雪、祝日の23日も北海道や北陸で続く予想で厳重な警戒が必要です。

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22日夜、ライトアップされた富山城にも雪が降りました。強い冬型の気圧配置の影響で、北日本や北陸では大雪が続いています。

北海道札幌市では、21日夜から車5台ほどが雪に埋まり、一時立ち往生しました。

救助された人
「途中で車が止まっていて、バックで引き返そうとしたんですけど、雪にはまってしまって」

133センチと観測史上1位の積雪となった恵庭市では、集められた雪で半分見えなくなった駅舎に向かう人の姿がありました。

鉄道への影響も出ています。JR北海道がSNSに線路が雪で埋まり除雪作業が難航していることがうかがえる写真を投稿しました。JRは、札幌発着の特急や、札幌~新千歳空港間を含む在来線などが、始発から運休しました。

新千歳空港では、観測史上1位となる119センチの積雪を観測し、全便が欠航となりました。

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北陸でも大雪となり、石川・金沢市では、22日午前6時までの6時間に20センチの降雪を観測。気象庁から「顕著な大雪に関する情報」が発表されました。

街の人
「いやびっくりした。一晩で降って」

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北海道や北陸では、今後も断続的に強い雪が降る予想で、交通障害などに厳重な警戒が必要です。