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北陸では除雪が困難なほどの大雪おそれ23日にかけ厳重な警戒を

2022年2月22日 15:01
北陸では除雪が困難なほどの大雪おそれ23日にかけ厳重な警戒を
22日の最深積雪(午後2時まで)

強い冬型の気圧配置や上空の寒気の影響で、北日本や北陸地方を中心に大雪となっています。

特に、北陸地方では23日にかけて発達した雪雲がかかり続け、除雪が困難なほどの積雪となるおそれもあり、厳重な警戒が必要です。


強い冬型の気圧配置や上空の寒気の影響で、北日本や北陸地方では記録的な大雪となっているところがあります。

北海道の石狩地方や胆振地方では同じ地域で強い雪が降り続き、22日午後2時までに観測された最深積雪は、北海道の豊浦町大岸で160センチ、恵庭市島松で133センチ、新千歳空港で119センチと、それぞれ観測開始以来最も多い積雪となっています。

また、北陸地方では日本海から流れ込む発達した雪雲がかかり続けています。

金沢では、午前6時までの6時間に20センチの降雪を観測し、加賀北部の平地では大規模な交通障害が発生するおそれが高まっているとして、金沢地方気象台は「顕著な大雪に関する情報」を発表しました。

北海道や北陸地方では、この後も断続的に強い雪が降り、短時間で積雪が急増するおそれがあります。

特に、新潟県の中越・上越、富山県西部南では、23日昼前にかけて、除雪が困難なほどの積雪になるおそれがあり、気象庁は、交通障害が発生する可能性を考慮して、不要不急の外出を控えるよう警戒を呼びかけています。