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バス停ほとんど雪に埋もれ…北海道や日本海側で記録的大雪 今後、除雪が困難の地域も

2022年2月22日 20:51
バス停ほとんど雪に埋もれ…北海道や日本海側で記録的大雪 今後、除雪が困難の地域も

北日本や日本海側では記録的な大雪が続いています。短時間で積雪が急速に増える恐れもあり、交通障害などに引き続き警戒が必要です。

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22日午後0時半すぎ、北海道札幌市では、雪が降り積もってできた雪山の奥に、21日の夜から身動きできなくなった車5台が取り残されていました。約14時間ぶりに救助されました。

救助された人
「極寒の中でちょっと寒かったので、つらかったですね」

21日、30台以上がからむ多重事故が起きた北斗市では、一夜明けた22日の朝も、立ち往生した150台の車が取り残されたままになっていました。

車を残して避難した人たちが警察車両で現場に向かいましたが、復旧のめどは立っていないということです。

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21日から日本海側で続いている大雪で、生活に大きな影響が出ている北海道。恵庭市ではバス停がほとんど雪に埋もれ、近くにはハザードをつけたままのバスがとまっていました。

雪にタイヤがはまり動けず、別の車とつないで引っ張り、ようやく雪の外へ出た車もありました。

午前9時ごろ、札幌駅前の新千歳空港に向かうバス乗り場には、長蛇の列ができていました。通常だと、新千歳空港までは約1時間20分の距離ですが、22日朝は、4時間前に出たバスがまだ空港に着いていませんでした。

大阪へ向かう人
「そもそも出発できるのかっていうのがちょっと不安ですね」

家族で並んでいた人は――

茨城へ向かう家族
「(飛行機は)昨日の5時半だったんですけど、昨日は欠航になったので振り替えで。トイレだけはしっかり済ませて頑張ります」

その新千歳空港では観測史上1位、平年の3.5倍となる119センチの積雪を観測。結局、22日は全便が欠航することになりました。

JRも札幌発着の列車が運転を見合わせるなど、974本が運休。札幌の中心部を走る路面電車も吹雪の中、一時身動きがとれなくなり、除雪車と人の手で線路の雪を取り除いていました。

北陸でも発達した雪雲がかかり続け大雪に。石川・金沢市では、寒いにもかかわらず――

「昨日まではさほど降っていない感じだったんですけども、きょうの朝起きたらびっくりしましたんで、『久しぶりに降ったな』という感じですね」

雪かきをする人が汗をかいていました。

金沢市では、午前6時までの6時間に20センチの降雪を観測。気象庁から「顕著な大雪に関する情報」が発表されました。

北海道や北陸では、この後も断続的に強い雪が降り、新潟や富山では、除雪が困難になる地域が出てくる恐れもあるということです。

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