“紅麹サプリ”で健康被害 関係省庁で連絡会議 今後、審議会を開催へ
小林製薬の「紅麹原料」を含むサプリメントで健康被害が相次いでいる問題で、厚生労働省など関係省庁が連絡会議を開き、対応状況などを報告しました。
小林製薬の「紅麹原料」を含むサプリメントをめぐっては、摂取した人のうち、これまでに2人の死亡と106人の入院が確認されていて、大阪市が食品衛生法に基づき3商品の回収命令を出しています。
こうした問題を受け、厚労省や消費者庁、農林水産省などが初めて連絡会議を行い、現状の対応状況の報告や情報交換を行いました。
厚労省は今後、週内をめどに審議会を開催し、これまで健康被害が報告されていない小林製薬の紅麹を原料とする170社以上の製品への対応などについて話し合う予定です。