小林製薬「紅麹」問題 大阪市、きょうにも「廃棄命令」など出す方向
小林製薬の「紅麹原料」問題で大阪市は、27日にも「廃棄命令」などを出す方向で調整が進められています。
小林製薬の「紅麹」を使ったサプリメントをめぐっては、およそ3年にわたって摂取していた1人が腎臓の疾患を発症し、死亡していたことがわかっていましたが、新たにもう1人、死亡していたことが厚生労働省の発表により、明らかになりました。
使用していた期間などの詳細は調査中としていますが、こうした状況を踏まえ小林製薬が販売していた3つの商品について、大阪市は27日にも食品衛生法に基づき商品の廃棄命令などの行政処分を出す方向で調整が進められています。
小林製薬などによりますと、26日までに3600件を超える問い合わせや106人の入院報告が寄せられていて直ちに商品の使用を中止するよう呼びかけています。