18日の新型コロナウイルスの全国の感染者数は25万5534人で、過去最多を更新しました。

NNNの集計による全国での新規感染者は25万5534人となっていて、これまでの最多だった今月10日を超え、過去最多を更新しました。東北・中国・九州など21の道と県で感染者数の過去最多を更新しています。

全国で亡くなった方は287人と過去3番目の多さになっています。

厚生労働省の専門家会議では、全国の感染者は大都市を中心に減少傾向がみられるものの、地方では増加がみられ、死亡者は急増しており、今後、第6波のピークを超えることも懸念されると指摘しました。

一方、東京都内では新たに2万7453人の感染が確認されました。

先週木曜日からは3794人減り、3日連続で前の週の同じ曜日の人数を下回り、直近7日間の感染者数の平均は、前の週の82.1％となっています。

しかし、入院患者数は4437人となり、5日連続で過去最多を更新しています。

また、東京都は、この秋から冬にかけて新型コロナとインフルエンザの同時流行が懸念されることから、65歳以上の高齢者と60歳～64歳で基礎疾患のある人に、インフルエンザの予防接種をする際の自己負担額を補助すると発表しました。予防接種を促進し、医療体制への負荷を軽減したいとしています。