顧客の貸金庫から現金6億円あまり窃盗か 当時の「ハナ信用組合」横浜支店次長を逮捕
顧客の貸金庫から現金6億円あまりを盗んだとして、当時「ハナ信用組合」横浜支店の次長だった男が逮捕されました。
警察によりますと、窃盗の疑いで逮捕されたのは、「ハナ信用組合」横浜支店の元次長、リ・スンヒョン容疑者です。リ容疑者は、支店の次長だった2021年から2023年までの間、顧客が貸金庫に預けていた現金およそ6億1900万円を盗んだ疑いが持たれています。
捜査関係者によりますと、リ容疑者は貸金庫のカギを管理する立場でカギを不正に複製し、深夜や休日に貸金庫に出入りするなどして保管されていた現金を盗んだとみられるということです。
調べに対しリ容疑者は容疑を認めていて、盗んだカネのほとんどはギャンブルに使ったということです。
「ハナ信用組合」は去年2月にリ容疑者を懲戒解雇にしていて、日本テレビの取材に対し、「警察の捜査に全面的に協力してまいります」とコメントしています。