子どもや若者の意見を政策に反映 「みんなのパートナーぽんぱー」初会合
政府は、子どもや若者の意見を聴いて政策に反映させる取り組みを始めましたが、その計画作りや広報などを担う中高生らが決まり、初会合が行われました。
18日に行われたのは、「みんなのパートナーぽんぱー」という組織の初会合で、中学生から20代まで20人が参加しました。
こども家庭庁は、意見を聴く仕組みとして、「こども若者★いけんぷらす」を立ち上げ、全国のおよそ4000人が登録していますが、その運営の一部を担います。
参加した高校生「思ってることがあっても外に出せない子がけっこう多いと感じていて、意見が言えない子が少しでも減ればいいな」
18日はまず、各メンバーが不登校やヤングケアラー、環境問題など関心がある分野などを発表しました。
ことし4月から、子どもや若者に関する政策を決める際には、当事者の意見を聴くことが国と自治体に義務付けられています。18日に集まったメンバーは今後は、各省庁との意見交換会を来月行うための資料作りや情報発信などに参加する予定です。