「こども家庭審議会」第1回会合 「こども大綱」案の作成に向け議論
今後5年を見据えたこども施策の基本的な方針などを議論する、こども家庭審議会の第1回会合が開催されました。
こども家庭審議会は、総理や関係各大臣、長官の諮問に応じてこども、子育て世帯、妊産婦などへの支援や、こどもの権利擁護などについて調査審議を行います。
委員には、会長に選出された東京大学の秋田喜代美名誉教授など、有識者のほかに、大学生、若者、子育て中の母親7人を含む、25人が任命されています。
このうち、ひとり親家庭育ちでヤングケアラーの経験を持ち現在、地域で若者の影響力を高めようと活動を行う大学生の原田伊織さんは、「僕たち若者世代が、この審議会からまんなかになって発信できるように頑張っていきたい」と述べました。
審議会では、秋以降に閣議決定される「こども大綱」の案の作成に向け、具体的な議論も進められる予定です。