「こどもファスト・トラック」全国展開に向け関係省庁会議 小倉こども政策担当相「何をしたいかを起点に」
子連れの家族などを優先する「こどもファスト・トラック」の全国展開に向けた関係省庁会議が行われました。
「こどもファスト・トラック」はこどもを連れた人や妊娠中の女性などが、長時間並ばずに優先して進めるもので、先月まとめられたこども子育て政策のたたき台にも盛り込まれています。
18日の会議にはこども家庭庁と15の府省庁が参加し、こどもファスト・トラックに関する考え方や実施状況を説明しました。桜の見頃に混雑する新宿御苑では、先月から、こどもファスト・トラックの運用が開始され、最大で1日・約3000人の利用があったということです。
小倉こども政策担当大臣は「こどもたちや家族連れが行きたいところ、何をしたいかを起点とすることを心がけてほしい」と述べ、こどもや子育てに優しい社会づくりに向けた機運醸成の必要性を強調しました。