“アレ”が現実に! 阪神18年ぶり優勝 タイガースと歩む人生…虎ファン60年「がん闘病」支えに【バンキシャ!】
18年ぶりの快挙です。阪神タイガースがセ・リーグ制覇を成し遂げ、大阪の街では今も歓喜の声がやみません。ただ熱いだけではありません。長年のファンが見せてくれた秘蔵ノートにびっしり書かれていたこととは? 人生の隣にはいつもタイガースがいました。
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18年ぶりのリーグ優勝。
岡田監督
「一応きょうで『アレ』は封印。みんなで『優勝』を分かちあいたい」
岡田監督が、選手たちに「優勝」を意識させないように表現していた「アレ」。
虎ファンたちは「次は日本一! 日本一は『ソレ』。『アレ』じゃなくて『ソレ』」と、早くも日本シリーズの話で盛り上がっています。
大阪・梅田で16日、お昼時にラーメン店をのぞいてみると、「18年ぶりの優勝キャンペーン」が行われていました。「合言葉」を言うとチャーシューが18枚も無料でトッピングされます。
これを目当てに来た客たちは一様に、合言葉の「アレ」を店員に伝えていました。
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そして16日、バンキシャ!は阪神ファン歴60年の金倉直美さん(62)を訪ねました。2年前にがんを患ったという金倉さん。がんとの闘いも、心の支えになっていたのは阪神だったといいます。
自宅を見せてもらうと、応援グッズの他に貴重な記念品も大切に保管されていました。さらに、ノートには80年代に行われた阪神の試合の記録があり、投手の勝敗など詳細に書かれていました。
また、別のノートには、日本一になった38年前の新聞記事の見出しや写真を貼っていました。こうした記録を1980年代に4年間、全ての試合で続けていたということです。
さらに――
金倉直美さん
「私が追っかけをしていた時の生写真」
この時に撮った写真が、1985年、日本一の立役者のひとり“最強の助っ人外国人”ランディ・バース選手です。そして、最強・阪神の5番打者をつとめていた現役時代の岡田監督の写真も。ビシッと髪形を決めサインに応じる姿も収められていました。
金倉さんは若いころから、毎日のように仕事帰りに甲子園球場へ通っていたといいます。しかし、2年前にがんと診断され、球場での観戦も、仲間たちと会うこともできなくなっていました。そんな時でも阪神の選手の頑張りに勇気づけられ、がんと闘ってこられたといいます。
金倉直美さん
「阪神は今シーズンすごい頑張っているので、甲子園で頑張っている姿を見て元気をいっぱいもらった。今年の阪神の活躍と優勝にすごく力をもらえたし、自分も頑張ろう。優勝見るまでは死ねない」
(9月17日放送『真相報道バンキシャ!』より)