ナイフで胸刺され17歳男性死亡 女性めぐるトラブルか…知人の17歳少年を逮捕
24日の朝早く、東京・足立区の路上で17歳の男性が胸を刺され死亡し、現場にいた知人の少年が逮捕されました。少年ら2人の間に、なにがあったのでしょうか。
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3連休最終日、住宅街には花が手向けられていました。「友人に刺された」という119番通報があったのは、24日の明け方のことでした。
──午前4時すぎの話? 最初に聞こえたのは?
近隣住民
「キャーという声。そのうちバタバタ走っていく音がして」
東京・足立区に住む17歳の男性が胸を刺され、死亡する事件が発生しました。
近隣住民
「まさかそんなことが。パトカーだ、救急車だ、消防車だ、なんだとすごかった。鑑識の人もすごかった」
現場は、足立区にある住宅街の路上です。警察官が現場に駆けつけると、救急車に運ばれていたという17歳の男性。右胸付近をナイフで刺されていて、搬送先の病院で死亡が確認されました。
そして、近くにいたのが、男性の知人で自称・会社員の17歳の少年です。警視庁は、この少年を殺人未遂の疑いで緊急逮捕しました。
「ナイフで刺したことに間違いありません」と、警視庁の調べに対し容疑を認めているといいます。現場からは、凶器とみられる血のついたナイフが押収されたということです。
供述によると、事件のきっかけは“女性をめぐるトラブル”です。事件前、知人の女性と一緒にいたという自称・会社員の少年。男性を呼び出すと“女性をめぐるトラブル”について話し合いに。その中で、事件が起きたとみられています。
少年は「話し合いがこじれて刺した」という趣旨の話をしているということです。警視庁は今後、容疑を殺人に切り替えて調べる方針です。