大使館職員や捜査関係者名乗り… 50代女性が380万円の詐欺被害
中国大使館の職員や中国の捜査関係者を名乗る人物から連絡があって金を要求され、羽後町の50代女性が380万円をだまし取られる被害にあっていたことがわかりました。
湯沢警察署の調べによりますと9月下旬、羽後町の50代の女性に中国大使館の職員を名乗る男から電話があり「あなた宛に送られてきた荷物に違法なものがあり空港で差し止められている」などと告げられました。
10月上旬には中国上海の捜査関係者を名乗る男から「逮捕されないためには300万円振り込む必要がある」と要求され、女性は指定された口座に振り込みました。後日「同じような状況で逃亡した人がいるためさらに300万円必要だ」とメッセージが届き、女性は用意できた80万円を振り込み、あわせて380万円をだまし取られたもので、3日に警察に被害を届け出ました。
警察は「中国の大使館や公安局を名乗る人物から電話があり金を要求される詐欺被害が全国で発生している」として、このような電話があった場合はすぐに相談するよう呼びかけています。