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除雪車について児童が学ぶ交通安全教室

2023年11月1日 15:42
除雪車について児童が学ぶ交通安全教室

大仙市で小学生を対象とした交通安全教室が開かれました。児童が学んだのは雪が積もればフル稼働する除雪車についてです。体験しながら危険性などを学び冬道の安全な通学を約束しました。

交通安全教室は、除雪車が関係する事故を防ごうと大仙警察署と国土交通省が開いたもので、大川西根小学校の児童26人が参加しました。児童は除雪車に乗って運転席からの見え方を確認しました。

車体の中央に雪をかき出すバケットがついているグレーダーと呼ばれる除雪車は、全長がおよそ9メートル。高さ2.5メートルの運転席からは死角が生まれ除雪車の後ろの方にいる4人の児童の姿は身を乗り出して確認しなければ見えません。

雪が続けば連日フル稼働する除雪車。朝や夕方など、登下校中の時間帯に作業していることも多くあります。交通安全教室を通して、こどもたちは想像以上に死角が多いことを実感しました。

昨シーズン、県内では除雪車が関係する事故で1人が死亡しました。また物損事故が72件起きています。事故のおよそ6割が除雪車がバックするときに起きていて、大仙警察署は作業中の除雪車には近づかず安全な距離を保つよう呼びかけています。

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