派手な色づかいや発光が“景観に悪影響” 東京都などが広告宣伝車の実態調査
派手な色づかいや発光が景観に悪影響を与えているなどとして、東京都などは7日、広告宣伝車の実態調査を行いました。
都内の繁華街では、荷台に映像を映すなどした広告宣伝車が低速で周回走行していますが、東京都はこれまで、発光するデザインなどは、景観に悪影響を与える恐れがあるなどとして、都内ナンバーの車両を対象に規制を行ってきました。
しかし、現在走っている広告宣伝車のほとんどが都外ナンバーで、規制の対象外となっています。
これを受けて、都や警視庁などが連携して7日、新宿の歌舞伎町で実態調査を行いました。
調査は、午後6時から1時間行われ、ホストクラブの広告などをつけた8台を止めて、運転手に屋外広告の規定に関するチラシを配りました。
8台はいずれも都外ナンバーで、都は今後、都外ナンバーの車両も規制の対象にする方針を示していて、年明けに条例の施行規則を改正し、来年5月に施行する方針です。