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秋田県内の公立高校で1次募集の入学試験 5700人が関門に挑む

2025年3月5日 18:33
秋田県内の公立高校で1次募集の入学試験 5700人が関門に挑む

県内の公立高校で1次募集の入学試験が行われ、約5700人の受験生が学力検査などに臨みました。

5つの高校で放送機器の操作ミスや体調を崩した生徒への対応などで試験開始が遅れるトラブルが報告されています。

148人の定員に対し、203人が受験した秋田市の秋田南高校です。実倍率は県内の公立高校で最も高い1.37倍でした。

受験生たちは参考書などを入念に確認したあと、携帯電話や計算機能がある時計を教室に持ち込まないことなどの注意事項を確認し、緊張した様子で試験開始を待ちました。

県内の公立高校の1次募集は、全日制44校と定時制6校で入学試験が行われました。

試験を受けたのは全日制が5518人で実倍率は0.85倍、定時制は213人で実倍率は0.54倍です。

午前8時50分に始まった学力検査は国語、数学、英語に続いて午後から理科と社会が行われ、その後、受験生たちは面接に臨みました。

県教育庁によりますと、国語の聞き取り問題で職員の操作ミスや放送機器の不具合により、3つの高校で試験開始が最大4分遅れるトラブルがありました。

このほか2つの高校で体調を崩した生徒などへの対応のため、英語の開始時間を最大5分繰り下げる措置が取られました。

1次募集の合格発表は来週木曜日=13日で、合格者数が定員に満たなかった学科は、14日から2次募集の受け付けが始まります。

最終更新日:2025年3月5日 18:33
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