にかほ市のごみ処理施設 目の痛みやかゆみ訴え 4人が病院に搬送
8日午後、にかほ市のごみ処理施設で従業員十数人が作業中に目の痛みやかゆみを訴え、このうち4人が病院に運ばれました。いずれも症状は軽いということです。
にかほ市によりますと午後2時すぎ、にかほ市金浦にある市のごみ処理施設「にかほ市環境プラザ」で、従業員十数人が一斉に目の痛みやかゆみを訴えました。このうち50代から60代の従業員4人が由利本荘市内の病院に運ばれました。いずれも症状は軽いということです。
症状を訴えた従業員がいたのは環境プラザ1階のごみを集めて保管する場所で、当時は可燃ごみや粗大ごみなどの分別作業が行われていました。
消防と警察、それににかほ市による調査で有毒なガスの検出や酸素濃度の異常は確認されていません。原因は特定できていませんが、にかほ市は危険性はないと判断して環境プラザの業務を再開します。
現場はにかほ市消防本部から南東に約600メートルの場所で、近くに住宅などはありません。