秋田市金足の県立博物館付近にクマ
10日朝、秋田市の県立博物館付近にクマ1頭が出没しました。
博物館は急遽、臨時休館の措置をとっています。
クマが出没したのは秋田市金足の県立小泉潟公園の一角にある県立博物館です。
10日午前8時すぎ、博物館の2階の正面入り口を映す防犯カメラに「黒い動物」が映りました。
この動物がクマなのか職員では判断できなかったため、
警察に通報し映像を確認してもらったところ
クマだと判断されたということです。このため、
博物館では臨時休館をすることを決めました。
博物館には市の内外から園児や中学生など合わせて100人ほどが訪れる予定でしたが、
急遽中止になったほか、周辺の道路は立ち入りが制限されました。小泉潟公園も臨時閉園しています。
多くの家族連れが散策などに訪れる小泉潟公園は市民の憩いの場で、周辺には住宅も点在しています。
秋田県立博物館 宇佐美行毅館長
「(過去にも周辺にクマが)出てるっていうことであれば、今年こちらの方にでるってことは
当然想定されるということでして、実際にモニターを見るとクマの動きに似てると。」
「クマであれば来館の人に危害を加えたりすると大変なことになりますので、
そういう意味では早めに対応することを考えてました」
11日以降の対応について県立博物館では、
周囲の状況などを確認した上で開館するかどうか判断することにしています。