今季初 つつが虫病患者確認
湯沢保健所管内に住む80代の女性が、つつが虫病と診断されました。
つつが虫病患者の確認は今年、秋田県内で初めてです。
県によりますと、女性は今月19日に倦怠感や発熱・発疹の症状が出て医療機関を受診し、25日、つつが虫病と診断されました。
つつが虫病患者の確認は、今年、県内で初めてです。
女性は、自宅周辺の草むしりをしていた際に、右膝の裏をツツガムシに刺されたとみられています。
一時は39度の熱が出て、いまも入院しているものの、快方に向かっているということです。
つつが虫病は、野山・田畑・河川敷に生息するツツガムシに刺されてから、5日から2週間後に発症します。
例年、県内では5月から患者が増え始めますが、今年はいつもより早い時期に患者が確認されました。
ツツガムシは人の体にくっついてから刺すまでには6時間以上かかります。
県は、ツツガムシがいそうな場所に出かける際は長袖・長ズボンを着用し、帰った後は速やかに入浴して、着ていた服を洗濯するよう呼びかけています。