県の沿岸部でアワビやサザエなどの密漁が後を絶ちません。去年は25人が検挙されたことがわかりました。

秋田海上保安部は、秋田県漁業協同組合などから要請を受けて県の沿岸部で密漁の取り締まりを行っています。

海上保安部は去年、アワビやサザエを不法にとった漁業法違反などの疑いで県内の19人と県外の6人合わせて25人を検挙しました。25人から押収したのはアワビ26個 およそ1.4キロと、サザエ1571個 およそ66.8キロ、カキ45個 およそ13キロです。

押収物はすべて海上保安部が海に戻しました。検挙された25人のほとんどが男鹿市か八峰町の岩場で密漁していたということです。秋田海上保安部は地元の漁協などとも連携しながら、例年密漁が多くなる、夏場を中心に取り締まりを強化します。