ボルトの落下で2月5日から通行止めが続く由利橋 通行止めの解除は4月下旬になる見通し
強まった風が原因とみられるボルトの落下によって、今月5日から通行止めが続いている由利橋の復旧の見通しが示されました。
由利本荘市は来月=3月中旬に補修作業に着手し、4月下旬をめどに通行止めを解除する方針です。
由利本荘市の中心部にある由利橋では、今月5日、道路から約50メートルの高さにあるケーブルの保護管を固定していたボルトが落下しました。
落下したボルトは16本で、このうち2本が走行中の乗用車の屋根を直撃しました。けがをした人はいませんでした。
強まった風によってケーブルが揺れ、力が加わりボルトが外れたとみられています。冬場は風が強い日が多いため補修作業を進められず、由利橋は5日から全面通行止めとなったままでした。
由利本荘市は、当初検討していた高所作業車による補修ではなく、安全性が高く、天気に左右されづらい、仮設の足場を設置する方法での作業に変更することを決めたと25日明らかにしました。
来月中旬に補修作業に着手し、ボルトの交換などを経て4月下旬をめどに通行止めを解除する見通しです。