注目のフィギュア男子フリーで水道使用量が20ポイント減!分析で驚きの結果が…
最後まで目が離せない展開となった2月10日の北京五輪フィギュアスケート男子シングルフリー。羽生結弦選手らの演技中の水道使用量のデータを分析してみると、多くの人がテレビなどにくぎ付けとなっていたことがわかりました。
■男子シングルフリーで水道使用量が最大約20ポイント減!
2月10日男子フリーの時間帯に東京23区内でどれくらい水道が使われたのかを表すデータを分析しました。
大会直前の標準的な日の3日間の平均データと比較すると、フィギュア男子フリーが行われた時間帯は、水道使用量が全体的に平均を下回っていることがわかります。
8日のショートプログラムの際は、平均使用量を100としたときに最大で9ポイント近く減少しましたが、今回のフリーでは20ポイントを超える大きな減少がみられました。
顕著なのは午後1時頃と午後2時頃から急降下してできた2つの「くぼみ」。
1つ目のくぼみは、ちょうど羽生結弦選手の演技時間と重なります。
特に羽生選手が演技中の午後1時16分には、同じ時刻の平均使用量を100とすると、水道使用量は約18.0ポイントも減少しています。
また、2つ目のくぼみは宇野昌磨選手、鍵山優真選手、ネイサン・チェン選手が続けて演技をした時間と重なるようにできていました。
特に鍵山選手の演技が終わり得点結果を待っていた午後2時16分には、同じ時刻の平均使用量を100とすると、約20.8ポイントの大きな減少がみられました。
東京都水道局の担当者は「ショートプログラムの日よりもさらに注目度が高く、多くの方々がテレビなどを観戦したため、水道使用量が一時的に大きく減少したとみられます」と話しています。
データ提供:東京都水道局