給食で“黙食”求めず 座席配置の工夫や適切な換気で 文部科学省が改めて通知
政府の新型コロナ対策の基本的対処方針の変更を受け、文部科学省は全国の教育委員会に対し、給食の時間に黙食を求めないなどとする通知を改めて行いました。
文部科学省の新型コロナに関する衛生管理マニュアルでは、以前から大声で会話をひかえるなど、飛まつに気をつければ黙食は必ずしも求めないものとしていましたが、今月25日に政府の基本的対処方針から、飲食時「黙食を基本とする」旨の記載が削除されたことなどを踏まえ、改めて全国の教育委員会に通知を行ったものです。
通知では、座席配置の工夫や適切な換気の確保などを行えば、給食の時間に児童生徒が会話を行うことも可能などとしています。また、学校生活の中で十分な距離が確保でき、マスクの着用が不要な場面では、積極的にマスクを外すことを促しています。