登山地図アプリ 神奈川県警が遭難救助で活用へ
神奈川県警は、登山地図アプリと連携して位置情報などを活用し、山岳遭難時の救助に役立てる取り組みを開始しました。
神奈川県警と登山地図アプリ「YAMAP=ヤマップ」を運営する会社は19日、登山届の協定を結び、地図アプリから登山届を警察に提出することが可能になったと発表しました。
登山届を地図アプリから提出することで、登山者が遭難した際は、地図アプリに登録された登山ルートをすぐに警察が確認できるだけでなく、アプリとスマートフォンのGPSで登山者の位置情報を確認することで、迅速な救助につなげることができるということです。
神奈川県では、去年1年間で153人の山岳遭難者が発生していて、警察は、地図アプリとの連携によって、遭難者の迅速な捜索や救助を可能にしたいとしています。