新型コロナ治療薬、患者が一部負担へ 全額公費負担を10月以降、縮小で調整
新型コロナの治療薬は、10月以降、患者にも一部負担を求めることになりそうです。
新型コロナウイルスの治療薬を使う場合、現在は公費で全額負担する制度がありますが、政府は10月以降、公費負担を縮小し、患者にも一部負担を求める方向で調整しています。
新型コロナの飲み薬はいずれも高額で、たとえば塩野義製薬の「ゾコーバ」の価格は、5日分で5万円あまりとなっています。仮に公費負担を完全になくすと、患者が支払うのは3割負担でおよそ1万5000円となります。
政府は、公費負担をどこまで縮小するか調整しています。