“日本版DBS”法案 痴漢・盗撮など条例違反も対象に こども家庭庁
こどもと接する仕事に従事する人の性犯罪歴などを確認する“日本版DBS”について、こども家庭庁は、痴漢なども規制の対象とする方針を新たに示しました。
日本版DBS制度について、こども家庭庁は25日、自民党の会合で、これまで規制対象とするのは難しいとしていた痴漢や盗撮など各自治体の条例で取り締まる犯罪も対象に含める方針を示しました。
また、ベビーシッターのマッチングサイトについても、認証制度の対象事業者に含められるように検討すると説明しました。
さらに、DBS制度では再犯リスクなどの実証データに基づき、性犯罪歴を確認する期間を、10年を超えるようにする方向で検討するということです。
こども家庭庁は与党との協議を続け、26日から始まる通常国会への法案提出を目指します。