20日午前9時ごろ、月曜日の通勤・通学時間帯に京成線で電車が緊急停車しました。カルガモ親子が線路を歩いていたのです。

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20日午前9時ごろ、千葉・習志野市にある京成線・実籾駅のホームで撮影された映像に映っていたのは、線路内にいるカルガモの親子です。通勤ラッシュで急ぐ人が多い中、のんびりと歩いていました。

京成電鉄によると、20日午前9時前、非常停止ボタンが押され電車が緊急停車しました。何事かと駅員が構内を点検したところ、カルガモの親子を発見したということです。

撮影者
「朝、電車に乗ろうと思ったら、ブザーが鳴ってどうしたのかなって、よーくみたらカモだったんで、なんかちょっといい気分になれました。（月曜日なので）学校行くのも嫌だなって思ったんですけど、友達に共有したいなって、学校に行きたいなって」

月曜日の通勤・通学時間帯という乗客にとって憂鬱（ゆううつ）な時間もおかまいなしで、ヨチヨチ線路を歩いたカルガモ。その後、駅員がカルガモ親子を誘導すると、おとなしく駅から離れていったということです。

京成線は、駅に迷い込んだ“珍客”のため、上下線で約10分間運転を見合わせたということです。