東京 感染者の7日間平均が11週ぶりに増加 モニタリング会議
東京都は、新型コロナのモニタリング会議を開き、感染者の7日間平均が11週ぶりに増加に転じたと報告されました。
会議では、10週間連続で減少していた都内の新規感染者の7日間平均が、29日時点で前週のおよそ142%となり、増加に転じたと報告されました。
理由としてこれまで流行の主体だったオミクロン株の「BA.5」系統から、より、感染力が高いとされる「XBB.1.5」系統への置き換わりや接触機会の増加の影響が考えられると示されました。
専門家は、増加に転じたことについて「固定した傾向になるかはわからないが、注意する必要がある」と述べています。
警戒レベルについては、感染状況、医療提供体制ともに4段階中、下から2番目を維持しました。