5日から棋王戦五番勝負が行われ、藤井聡太五冠が六冠達成をかけて戦っています。

第1局は長野市で行われていて、藤井五冠はおよそ1年ぶりに挑戦者としてタイトル戦にのぞんでいます。

棋王の渡辺明二冠は棋王戦を10連覇してきましたが、タイトル戦負けなしの藤井五冠はこの棋王戦で羽生善治九段以来史上2人目の六冠達成を目指します。

振り駒の結果藤井五冠の先手となり、午前9時に対局が始まると、藤井五冠はお茶を一口飲んでから飛車先の歩を突き得意とする作戦に持ち込みました。

先に3勝した方が「棋王」のタイトルを獲得する棋王戦五番勝負は、持ち時間それぞれ4時間の1日制で、第1局は5日夜には勝敗が決まる見通しです。