用水路に落ちた70代の女性を救助したとして、埼玉県の60代の夫婦に感謝状が贈られました。

26日、埼玉県警杉戸警察署から感謝状が贈られたのは斉藤和己さん67歳と妻の和江さん63歳です。

斉藤さん夫婦は先月、埼玉県宮代町でウォーキングしている最中に用水路に落ちて全身がずぶ濡れになっている70代の女性を救助し警察に通報するなどしたということです。

女性はその直前に行方がわからなくなったと家族から通報があり、警察が捜していた人物でした。女性は病院に搬送されましたが、ケガはありませんでした。

斉藤和己さん「ここでどうしました？　どうしました？　と何度も（声を）かけたんです」

斉藤和江さん「あのまま長時間いたら寒かったからどうなったかなと通りがかって良かったです」

当日は気温が低く、用水路の水も冷たかったということで、埼玉県警は「勇気ある行動で最悪の事態を避けられ感謝しています」としています。