東京都は、銭湯の利用促進をはかるため、スポーツイベントなどの会場で、無料入浴クーポンを配布すると発表しました。

東京都内には、今年4月時点で476軒の銭湯がありますが、若年層やファミリー層の利用が少ない傾向にあります。

こうした状況を受け、都は、銭湯の利用促進をはかるため、主催するスポーツイベントなどの会場で、都内の銭湯に無料で入浴できるモバイルクーポンを配布すると発表しました。

配布は、今月23日に国立競技場で行われる東京2020大会の1周年記念イベントから開始し、12月までを予定して、対象となるイベントはホームページで確認できるということです。

クーポンは12万回分用意されていて、イベント1回につき、5枚まで取得できます。

小池知事は、「この機会に、ご家族ご友人と一緒に身近な銭湯文化の味わいを体感していただきたい」と呼びかけています。