17日（水）は日本海側の天気も回復し、広い範囲で穏やかに晴れました。しかし、この晴天は長くは続きません。18日（木）は西日本や東海、北陸、東北の日本海側などで雨が降り、地震被災地の能登では再び大雨警報が発表される可能性があります。

17日（水）の日本付近は高気圧に覆われて、日本海側の天気も回復。広い範囲で穏やかに晴れました。しかし、この晴天は長くは続かず、早くも次の雨が降り始めている所があります。

というのも17日（水）夜から18日（木）夜にかけて、日本海から伸びる前線が西日本や東日本を南下します。このため、17日（水）夜以降は日本海側から次第に雨の範囲が広がり、18日（木）の日中は西日本や北陸、東海、東北日本海側などの広い範囲で傘の出番となりそうです。今回は上空の寒気が弱いため、標高の高い所を除いて、雪ではなく雨となるでしょう。

ただ、地震被災地の能登でも時折、雨の降り方が強まる時間があるとみられ、気象庁の早期注意情報によると、能登では18日（木）朝から夜遅くにかけて、大雨警報を発表する可能性が「高」となっています。

能登では地震の影響や、これまでの雨や雪で地盤が緩んでいて、少しの雨でも土砂災害の危険度が高まる状態が続いています。18日（木）は土砂災害に警戒するとともに、屋外で作業される方は体が雨で濡れることによる低体温症などに十分注意してください。