「維新」所属の兵庫県議が、「NHK党」の立花孝志氏に非公開の百条委員会の音声データなどを提供していた問題で、「維新」は党紀委員会を開き、25日にも県議らの処分を決めることが分かりました。

兵庫維新の会は24日、神戸市内で議員らの処分を検討する党紀委員会を開き、立花氏への音声データなどの提供を認めた増山誠県議や、死亡した竹内英明元県議を「斎藤知事降ろしの“黒幕”」とする文書の提供に関わった岸口実県議らが出席しました。

増山県議らは23日の会見で、立花氏への提供を認めて謝罪する一方、「県民が知るべき情報だった」などと自らの正当性を主張していました。

増山誠県議「処分が下ればそれをしっかり受け止めていく」

岸口実県議「党の処分を踏まえて、あとは自分で（進退を）判断する」

関係者によりますと、24日の聞き取り結果を踏まえ、25日に行われる執行役員会で検討した上で、処分が決定されるということです。