【思い出】即位前の最後の山登り…“山の案内人”が語る陛下との天狗岳登山『every.特集』
長野県・茅野市。ここに“山の案内人”と呼ばれる、登山者のガイドを担う人たちがいる。米川正利さんと、岳樹さん親子だ。30年間にわたり、山の案内人を務めてきた父・正利さんには“忘れられない登山”があった。
それは6年前、皇太子時代の天皇陛下と登った天狗岳。天狗岳は長野県にある八ヶ岳連峰の一部で、標高2646m。
登山は、陛下が50年以上続けられている趣味の一つ。5歳のときには、年間で10回以上の登山を経験。その後も登山に夢中になられた陛下。ご結婚後は、皇后さまと一緒に山に向かわれ、愛子さまが生まれてからは、ご一家で山を楽しまれるようになった。陛下がこれまでに登られた山は170以上になる。
陛下が天狗岳に登られたのは、即位の1年半ほど前のことだった。この時の登山を最後に、山に登られていない陛下の思いを、当時、案内人を務めた正利さんは今も考え続けている。
今回、取材班は6年前に陛下が訪れられたのと同じ時期の天狗岳を登ることに。その足跡をたどりながら、陛下の素顔に迫る。案内してくれたのは、引退した正利さんに代わって息子の岳樹さん。
“山の案内人”を務める親子が、一泊二日の道のりで目にした天皇陛下の意外な素顔とは――。
※詳しくは動画をご覧ください。(2023年10月30日放送「news every.」より)