即位後初めての国際親善訪問としてインドネシアに滞在中の天皇皇后両陛下は、お二人そろって歓迎行事に臨まれました。

天皇皇后両陛下は現地時間19日午前10時頃、ボゴール宮殿に到着し、色とりどりの民族衣装姿の人々が歓迎する中、ジョコ大統領夫妻の出迎えを受けられました。

体調を考慮し、18日の視察を控えた皇后さまも笑顔で挨拶を交わし、両陛下は国賓として歓迎行事に出席されました。お二人そろっての国際親善訪問は21年ぶりとなります。

その後、両陛下は、ボゴール宮殿内で大統領夫妻と植樹式に臨み「マラッカジンコウ」の苗木を植えられました。

また、19日は、急きょ大統領夫妻が宮殿に隣接するボゴール植物園へ両陛下をカートで案内することになりました。両陛下と大統領夫妻は同じカートに乗り、大統領が自らハンドルを握りながら広大な敷地内を案内すると、両陛下はにこやかに美しい緑をご覧になっていました。

19日は大統領夫妻との懇談や午さん会など、一連の公式行事が予定されています。