両陛下、ボゴール宮殿で歓迎行事に インドネシアご訪問3日目
17日からインドネシア訪問中の天皇皇后両陛下は、ジョコ大統領が執務を行うボゴール宮殿で国賓としての歓迎行事にのぞまれています。
皇后さまは体調を考慮し、18日の視察は控えられましたが、19日は一連の公式行事に出席される予定です。
今回のインドネシア訪問は、両陛下にとって令和となって初めての国際親善を目的とする外国訪問で、お二人そろってでは、21年ぶりとなりました。天皇陛下は皇后さまとともに初めて国賓としての行事にのぞまれています。
両陛下は、ジョコ大統領夫妻の出迎えを受け、なごやかに挨拶を交わされました。両国の国歌演奏のあと、19発の礼砲が鳴らされ、陛下は大統領と並んで儀仗兵の前を歩かれます。
そのあと両陛下は宮殿に入り、記帳と植樹式にのぞまれる予定です。植樹式では、「マラッカジンコウ」の苗木を植えられるということです。
また、19日は、急きょ大統領夫妻が宮殿に隣接するボゴール植物園へ両陛下を案内することになりました。18日に決まったもので、宮内庁の幹部は「ジョコ大統領の両陛下を歓迎したい、出来るだけ良い訪問にしたいという気持ちの表れだと思う」と話しています。
その後、両陛下はボゴール宮殿に戻り、大統領夫妻との懇談や午さん会など一連の公式行事が予定されています。