インドネシアを訪問中の天皇皇后両陛下は、ジョコ大統領が執務を行うボゴール宮殿で初めて国賓としての公式行事にのぞまれています。

歓迎行事と記念撮影、記帳のあと、両陛下は大統領夫妻とともにバルコニーを通り、庭に出て、植樹式の場所に到着されました。両陛下は植樹式では「マラッカジンコウ」の苗木を植えられました。

このあと、急きょ、大統領夫妻が両陛下が宮殿に隣接するボゴール植物園を案内することになりました。18日に決まったもので、植物園へは天皇皇后両陛下とジョコ大統領夫妻は同じカートに乗り、ジョコ大統領の運転で移動されました。

両陛下は、機会があればボゴール植物園へ行きたいと関心を持たれていたということです。

植物園のあとは、懇談や午さん会が予定されています。午さん会では、できるだけなごやかな打ち解けた雰囲気の中で会話をしたいというジョコ大統領の意向により、陛下と大統領によるお言葉の交換は行われないということです。