天皇陛下 ジャカルタ都市高速鉄道の車両基地を視察
17日からインドネシアを訪問している天皇陛下は、18日はまず、日本の経済協力で完成したジャカルタの都市高速鉄道の視察をされています。
天皇皇后両陛下は、即位後初めての国際親善を目的とした外国訪問として、17日午後、インドネシアに入られました。18日は、天皇陛下お一人で2つの視察にのぞまれています。
陛下は、インドネシアで初めての地下鉄を含むジャカルタの都市高速鉄道の車両基地を視察されています。日本の経済協力でつくられ、2019年に南北線が開業しました。インドネシアで初めての地下を通る鉄道です。
陛下はヘルメットをかぶり、台車と車体を切り離してすべての部品を検査するようすや、管理センターをごらんになられています。当初は日本人技術者の指導を受けていたということですが、現在はすべてインドネシアの人たちによって検査・運営が行われているということです。
この後は、ジャカルタを洪水被害から守るための排水施設、プルイット排水機場を視察されます。
皇后さまは、19日は歓迎行事やジョコ大統領夫妻との面会、午さん会など公式行事を控えていることから、18日はホテルで過ごされているということです。