アップル社CEO…熊本の小学校「授業見学」 日本で唯一“お墨付き”公立小学校
13日、熊本市の公立小学校「五福小学校」で国語の授業が行われていました。絵本の朗読をiPadで録音し、場面にあった音楽をつけて発表します。
その様子をまじまじと見つめていた男性がいました。iPadなどの製品を手がけるアップルの最高経営責任者ティム・クック氏です。
そのクック氏が、熊本市の小学校で授業を見学していたのです。そのワケは、全国的に取り組まれている教育分野のデジタル化です。五福小学校では4年前からiPadの活用をスタートし、今年10月、アップルから「テクノロジーを用いた教育に力を入れる学校」として認定された日本で唯一の公立小学校なのです。
アップル ティム・クックCEO
「iPadで勉強するのは好きですか」
児童
「はい、好きです」
子どもたちはクック氏に見守られながら、最新の機能を駆使し自分たちでどんどん発表内容を考えていました。
五福小学校 荒川美穂子教諭
「(児童は)最初は緊張してドキドキすると言ってましたけど、始まってしばらく慣れてきたら楽しんでできていました。私も子どもたちも、楽しく授業ができてよかったと思います」
発表もうまくいったようです。
アップル ティム・クックCEO
「“創造性”とは将来を見据えた上で核となるスキルです。このような教育が人々を平等にしていくきっかけになっていくと感じています」