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合鍵作り女性店員の自宅に“侵入” 下着など盗む目的か…男を逮捕

2025年2月19日 20:21
合鍵作り女性店員の自宅に“侵入” 下着など盗む目的か…男を逮捕

カフェで見かけた女性店員の自宅に侵入し、下着などを盗もうとしたとして会社員の男が逮捕されました。容疑者は合鍵を作り、10回ほどにわたって侵入したとみられています。

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とあるカフェで見つけたお気に入りの女性店員。男は、その自宅を特定し、10回ほど侵入していたとみられます。

「どんな下着を身につけているか知りたかった」と述べたという会社員の宮原亮太容疑者(34)。住居侵入と窃盗未遂の疑いで逮捕されました。その手口とは…。

警視庁によると、東京・高田馬場にあるカフェに宮原容疑者は客として入店し、お気に入りの女性店員を物色。ターゲットに選んだのが、10代の学生アルバイトの女性でした。

すると、宮原容疑者はカフェの従業員らが出入りする事務所に目をつけました。座席からドアの暗証番号を盗み見し、隙を見て中へ。

そして、ターゲットの女性のカバンを物色し、免許証の個人情報などを記憶。その記憶を基に合鍵を作製し、女性の自宅に侵入したとみられます。鍵の注文が確認されているのは去年10月頃で、それから約2か月の間に、10回ほどにわたって侵入していたとみられています。その理由について、宮原容疑者は…

「部屋がきれいで日当たりがよかった」

年の瀬を迎えた大みそかの夜も、宮原容疑者は女性の自宅へ。いつも部屋に置いてあるスーツケースがなかったことから、女性が帰省していると思い、この日は2時間半近くにわたって滞在。紅白歌合戦も見たといいます。

被害に遭った10代の女性は…

「やらしい感情や欲求のためにやったのなら、2度とやらないでほしい。一番重い処分を望みます」

宮原容疑者は、別の女性店員に対しても、同じ手口で自宅に侵入しようとしていたとみられていて、逮捕当時、カバンの中から出てきたのは、5本の合鍵です。それぞれ油性ペンで店の名前や女性の名前が書かれていたといいます。調べに対し、容疑を一部否認した上で…

「合鍵は15本から20本作りました」

警視庁は、宮原容疑者が別の女性の住宅にも侵入したとみて調べています。

最終更新日:2025年2月19日 20:21
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