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大雪で“立ち往生” 見通し立たず 支援物資の配布も…「情報」求める声 新潟県

2022年12月20日 1:33
大雪で“立ち往生” 見通し立たず 支援物資の配布も…「情報」求める声 新潟県

新潟県で記録的な大雪が続く中、各地で交通をめぐる問題が発生しています。国土交通省北陸地方整備局によると、大雪の影響で柏崎市の国道8号・長崎江下から米山町清水までの約22キロの区間で、断続的な立ち往生が発生。19日午後11時過ぎ時点で、この断続的な立ち往生解消のメドは立っていないといい、国交省は全面通行止めにして集中除雪作業を続けています。

19日午前5時半に家を出たというものの、この区間で身動きがとれなくなっていた男性に話を聞くことができました。「食べ物もないですし、飲み物もないですし、ガソリンがきれるのが不安なので今エンジンきってるんですけど、これから夜にかけて寒くなってくると思うので、もつか不安です」動かない間にも雪は積もり続けているといい、午後6時ごろにはタイヤが見えないほど車体は雪にすっぽりと埋まったといいます。

この非常事態に北陸地方整備局は、現地に人を派遣し、支援物資の配布などをはじめたということです。立ち往生が続く男性にも午後8時半過ぎに物資が届きました。改めて話を聞いてみたところ、約3時間で「5m」しか進まなかったといい、「暗いですし、寒いですし… めども見えないので、心細いというのが一番」と不安な心境を口にしていました。

また、別の場所で5時間以上立ち往生している男性にも、話を聞きました。一番求めていることは、「いつになったら動けるようになるのかという情報とガソリン」ということでした。

※詳しくは動画をご覧ください