客が持ち込んだキノコで鉄板焼き…8人食中毒 嘔吐や下痢など訴え3人入院 徳島・阿南市
徳島県阿南市のお好み焼き店で、客が持ち込んだキノコによる食中毒が発生し、男女8人が嘔吐や下痢などの症状を訴えました。
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徳島県阿南市にあるお好み焼き店で18日、食中毒が発生しました。その原因とみられるのが、「キノコ」です。
徳島県によると、18日夕方、客の1人が県内で採ったキノコを持ち込み、鉄板焼きにして食べた60代から80代の男女8人が嘔吐や下痢などの症状を訴えました。
食べてしまったとみられるキノコは、毒キノコの一種「ツキヨタケ」でした。これからの季節、全国どこでも発生するという「ツキヨタケ」。この時期、食中毒の報告が多いといいます。
その理由が…
ホクト 開発研究課 小林仁課長
「ヒラタケという食用キノコによく似ていまして、ムキタケというキノコ、シイタケにも似ている。間違って採って間違えて食べてしまうことが多い。わからないものは一切、採らない・食べない・人にあげない、そういうことが大事」
今回、症状を訴えた8人のうち、3人が入院しましたが、2人は退院、もう1人も快方に向かっているということです。
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徳島県はこの店を20日から7日間の営業停止処分としています。