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石川県内で徐々に停電が解消 「朝市通り」周辺では6人安否不明、広い範囲で断水は続く…輪島市から中継

2024年1月29日 16:24
石川県内で徐々に停電が解消 「朝市通り」周辺では6人安否不明、広い範囲で断水は続く…輪島市から中継
能登半島地震から4週間となりました。石川県内ではこれまでに238人の方が亡くなった事が確認されています。輪島市から中継です。

大規模な火災が起きた輪島市の朝市通りの近くに来ています。この周辺では、いまも6人の方の安否がわかっていないということです。

石川県内では28日、珠洲市大谷町の土砂崩れ現場から、新たに1人の遺体が見つかるなど、亡くなった方は238人になりました。

県内では、最大で4万戸近くが停電しましたが、29日時点でおよそ3300戸まで減ったということです。

輪島市は、現在も県内で1番多いおよそ1700戸が停電していて、29日も電力会社などによる復旧作業が行われていました。

つい先ほど、電気が通った住宅では…

住人「自分の家が(電気が)つくといいね。片付けられるなと」

北陸電力によりますと、土砂崩れで、立ち入りが困難な地域など、一部のエリアを除き、停電は、今月中に復旧する見通しだということです。

一方、広い範囲で今も断水が続いています。29日午後2時現在、県内では輪島市や七尾市を中心におよそ4万2000戸が断水しています。

解消はされつつあるものの、今も厳しい状況が続いてます。

地震発生から、まもなく1か月となりますが、被災された方々が元の生活に戻るには、まだまだ時間がかかりそうです。