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小林製薬「紅麹」約2万3000店舗で商品販売…大阪市の対策本部が初会合

2024年4月3日 21:48
小林製薬「紅麹」約2万3000店舗で商品販売…大阪市の対策本部が初会合

小林製薬の「紅麹」をめぐる健康被害について大阪市が対策本部を立ち上げ、およそ2万3000店舗で商品が販売されていたと明らかにしました。

対策本部の初会合では、「紅麹コレステヘルプ」など3つの商品がこれまでに全国129の自治体、およそ2万3000店舗で販売されていたと報告されました。また、岐阜県と富山県にあるサプリメントの製造工場での調査では「衛生上の問題はなかった」と報告を受けたということです。

大阪市の横山市長はその後、東京で武見厚生労働大臣らと面会し、国と大阪市が連携して、原因究明と再発防止に努めることを確認しました。

大阪市 横山英幸市長「(国と大阪市の連携は)事態解明に大きく寄与すると思うので、より密に情報共有しながら原因究明にもあたっていきたい」

大阪市は3つの商品の回収を命じ、使用を直ちに中止するよう呼び掛けています。