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小林製薬「紅麹」問題 大阪市が対策本部を設置

2024年4月3日 17:47
小林製薬「紅麹」問題 大阪市が対策本部を設置

小林製薬の「紅麹」をめぐる健康被害の問題で、大阪市は対策本部を設置し、第1回の会議を開きました。

午前11時から始まった会議では、これまでの経過や健康被害の状況について報告が行われました。

この問題では、「紅麹」を含むサプリメントを摂取していた5人が亡くなり、入院した人は166人にのぼることが分かっています。

大阪市は先週、「紅麹コレステヘルプ」など、3つの商品の回収を命じていて、対策本部では、専従のチームが健康被害の把握や商品の速やかな回収、原因の究明などに取り組みます。

大阪市・横山英幸市長
「最初の山場、初動が重要と思います。非常に危機感が高いなかで、関係機関と密に連携をはかっていくことが重要」

また、小林製薬は来年度の新卒の採用活動を先月1日から始めていましたが、今回の問題を受けて採用活動を休止したことを明らかにしました。今後の採用については「状況を見て判断する」としています。