消費者庁「機能性表示食品」制度の方向性とりまとめへ対策チーム 「紅麹原料」サプリの健康被害を受け
小林製薬の「紅麹原料」を含むサプリメントの健康被害をうけ、消費者庁は、今後の機能性表示食品の制度の方向性をとりまとめる、対策チームを立ち上げました。
小林製薬の「紅麹原料」を使ったサプリメントは、機能性表示食品として販売されていたことから、消費者庁は、安全性に疑念を抱かせる深刻な事態として、およそ7000ある機能性表示食品の緊急点検などを進めています。
自見消費者担当大臣は閣議後の会見で、今後の機能性表示食品の制度の方向性に関する対策チームを立ち上げたことを明らかにしました。
対策チームは小林製薬からの再検証の報告や、機能性表示食品の緊急点検の結果などを踏まえて検討します。
自見大臣は、「スピード感を持って取り組んでいく」とし、5月末をめどにとりまとめる方針です。