川内原発1号機で燃料装填を公開 先月から20年の運転延長期間に
20年の運転延長期間に入り、現在、定期検査中の鹿児島県の川内原発1号機で、原子炉に燃料を入れる作業が報道関係者に公開されました。
川内原発1号機は先月、運転期間が40年を迎え、20年の運転延長期間に入りました。
今年6月からは定期検査が行われていて、7日、原子炉に燃料を入れる様子が報道関係者に公開されました。
長さおよそ4メートル、重さ700キロの燃料集合体を原子炉に入れていきます。
7日午後4時までに、全部で157体ある燃料集合体のうち、120体を入れ終わりました。
川内原子力発電所環境広報担当 松崎崇次長
「40年超えて初めての検査ということでもう一度気を引き締め直して、一つ一つ丁寧に作業して、定期検査の工程を順調に行っている」
川内原発1号機は、今月29日から発電を再開し、来月25日には通常運転に移行する予定です。