柏崎刈羽原発 核燃料装填の様子公開 経産相、地元への「説明尽くす」
東京電力は、新潟県にある柏崎刈羽原発で開始した、原子炉に核燃料を装填する作業の様子を公開しました。
これは、東京電力が15日、柏崎刈羽原発の7号機で始めた、核燃料を原子炉内に入れる作業の様子です。
16日午前7時までに12体の核燃料装填を完了したということで、今後2週間程度かけて872体の核燃料を装填する見通しです。
一方で、再稼働するために必要な地元・新潟県の同意はまだ得られておらず、斎藤経産相は16日の会見で、「理解を得られるよう説明を尽くして、地元の実情を踏まえて丁寧に進めていきたい」と改めて強調しました。
また、東京電力は、柏崎刈羽原発の6号機と7号機の2基が再稼働した場合、しない場合と比較すると標準的な家庭の電気料金で月100円程度安くなると試算しています。ただこの分は、東電はすでに前倒しで現在の電気料金に反映していて、すでに引き下げているということです。